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おいしい日常、伝えます。

KURASU_alpha

Lifescape zine

季刊誌

「暮らしに+α」をテーマにお酒と食を中心とした暮らしの提案誌。
福島県を中心としたお酒と食の新たな可能性と発見をめざして、
風土を慈しみ、味わい、暮らしの中に豊かさを提案していく、
福島県とその周辺の魅力を伝える世界標準ナビゲーションメディア。

vol.010

2020

爽やかに、軽やかに

cover story

純米吟醸「福がある」の写真

ピクニック話
pique-nique lover

フランス語の「摘まむ(pique)」と「つまらないもの(nique)」が語源のピクニック。もともとはヨーロッパ貴族の狩猟遊びから生まれたといわれます。19世紀にはピクニック用の食器やカトラリーのセットをカバンに詰めたピクニックセットも登場しています。ちなみに日本では、花見やもみじ狩りなど野山に出て遊ぶことを「野駆け」と呼び、江戸時代には野駆け用の弁当「野駆けふるまい」や、野点用の茶道具を入れた「茶弁当」を持って、家族や友人と出かけたそうです。世の東西を問わず、皆さん結構昔からピクニックを楽しんでいたんですね。この春、皆さんもいかが?

FEATURE 1

女子による女子のための日本酒 純米吟醸
「福がある」が今年も登場

今年のテーマカラーは爽やかな「青」。200㎖飲みきりサイズはギフトにも

女子による女子のための
日本酒 純米吟醸
「福がある」が今年も登場

今年のテーマカラーは爽やかな「青」。
200㎖飲みきりサイズはギフトにも

FEATURE 1

昨年、福島県南酒販の女性社員が
企画・商品化した「福がある」。
今年も「日本酒ファンを増やす」の
コンセプトのもと、さらに女性の気持ちに
寄り添ったお酒ができました。
福島県産にこだわった「福」、
女子(girl)企画の「がある」。
飲んだら幸せになる、「福がある」です。

写真:純米吟醸 「福がある」

純米吟醸「福がある」

精米歩合 55% アルコール分 13% 500㎖ 1,430円 200㎖ 715円
製造元 末廣酒造株式会社

昨年誕生した「福がある」が、今年も装いも中身も新たにお目見えしました。「福がある」のターゲットは、普段あまり日本酒を飲まない人や女性。福島県南酒販と末廣酒造で立ち上げた「女子会商品企画プロジェクト」では飲みやすい味や香り、そして手に取りやすいデザインをと、今年も打ち合わせを重ねました。

福島県オリジナルの酒米「会津産夢の香」と「うつくしま酵母」を使用、昔ながらの手法で醸造、プロジェクトメンバーも実際に現場で、洗米や仕込みなどの作業に加わりました。

2年目となる今年の「福がある」の大きな特徴は、日本酒初心者がより気軽に飲めるようにアルコール度数を昨年の15度から13度に下げたことです。度数を下げても華やかな香りを残し、やさしい甘みとスッキリとした後味を失わないようにするには苦労したといいます。度数を下げたことで、さらに飲みやすく仕上がりました。

また、「1回で飲みきりたい」との声を受け、従来の500㎖に加え、200㎖も登場。いずれもワインのようなスマートなボトルに、「fuku girl」の文字をプリント。昨年は「赤」だったテーマカラーを今年は「青」に設定。かわいらしく、それでいてクールな印象のデザインは、男女問わずお店でも思わず手にとりたくなるのでは。200㎖はラッピングしてリボンも付いているので、そのままギフトにも使えます。

写真:末廣酒造株式会社
写真:末廣酒造株式会社

女子会商品企画プロジェクトのメンバーはリーダーの田村茜、熊島なつき、比佐春菜、木田紗也香の4人。今年も末廣酒造嘉永蔵で昨年12月の洗米作業から始まり、放冷、仕込み、搾りなどの作業を行ってきました。「昨年の『福がある』に改良を加え、より日本酒初心者や女性に寄り添える『福がある』に仕上げることができたと思います。たくさんの方に、日本酒をより身近に感じていただけたら」と、プロジェクトメンバー。

FEATURE 2

「福があるdeひなまつり」開催

おいしい日本酒と料理を楽しむ女子会

interview

「福があるdeひなまつり」開催

おいしい日本酒と料理を楽しむ女子会

FEATURE 2

去る2月21日、郡山市桑野のCafé LOVERS LEAPで「福がある」の女子会を開催しました。当日はプロジェクトメンバーも出席し、「福がある」のコンセプトや特徴などを紹介。その後は参加者同士会話を楽しみながら、お酒とお料理を味わいました。和やかな雰囲気の中で、一足早いひなまつりのお祝いとなりました。

写真:会場内の様子
写真:オーナー國分智恵さん

(左) 女性限定、さらにひなまつりを意識した華やかな料理が並び、笑顔の絶えないひとときとなりました (右上)
Café LOVERS LEAPと、料理を作ってくださったオーナーの國分智惠さん

女性限定、さらにひなまつりを意識した華やかな料理が並び、笑顔の絶えないひとときとなりました。

写真:オーナー國分智恵さん

Café LOVERS LEAPと、料理を作ってくださったオーナーの國分智惠さん


さまざまな料理と好相性の「福がある」

日本酒は和食だけでなくどんな料理にも合うことを「福がある」を通して伝えたいと、今回は洋食を取り入れたひなまつりメニューを作っていただきました。色鮮やかなカルパッチョや手まり寿司、アヒージョにロールキャベツ、チーズケーキなどさまざまな料理が登場し、参加した皆さんはそれぞれ「福がある」とのペアリングを楽しんでいました。

春のカルパッチョ

自家製みょうが酢
を使った
春のカルパッチョ

サーモンの酒粕煮

サーモンの酒粕煮

てまり寿司4種

てまり寿司4種

福がある酒粕入チーズケーキ

福がある酒粕入
チーズケーキ

前菜

前菜:
鴨のパストラミ
ごぼうとこんにゃくの牛すじ煮
おからのサラダ
チーズの味噌漬け
フルーツと生ハム

魚介とオリーブのハーブ焼き

魚介とオリーブの
ハーブ焼き

ロールキャベツ

ロールキャベツ


「福がある」のカクテルは自宅でも楽しめそう

福があるミックスベリーカクテル

○福がある1:キリンレモン1
○冷凍ミックスベリー 適量
冷凍ミックスベリーが見た目を華やかに演出する1杯。見た目ほど甘くなく、甘酸っぱいベリーの食感も楽しめます。すっきりとした味わい。

福があるミックスベリーカクテル

福ソルティ

○福がある1:グレープフルーツジュース1
○塩 適量
日本酒の香りを残しつつ、グレープフルーツが爽やかさをプラスしてくれます。さっぱりしていて、食事と一緒でもOK。

写真:福ソルティ

FEATURE 3

背徳のスイーツ三昧

「963」香るスイーツ達

背徳のスイーツ三昧

「963」香るスイーツ達

FEATURE 3

963
963
963 963

Bake Shop HappyBerry
コーヒーとウイスキーが絶妙の組み合わせ

「コーヒーとウイスキーのパウンド」(1,944円)

ロールケーキやマフィンなどお菓子でワクワクを伝えたいという「ハッピーベリー」。昨年うすい百貨店で開かれた「暮らすα展」に合わせて作られたのが、「963」赤ラベルを用いたパウンドケーキ。発酵バターで作ったコーヒーキャラメルパウンドケーキに「963」赤ラベルを使用したシロップをたっぷり塗って仕上げます。きめ細やかなパウンドを口に入れればビターかつほんのり甘い香りが広がります。
※現在店舗での販売は行なっておりません。

963

「『963』を使ったパウンドは現在販売していませんが、また、父の日やイベントなどで販売できれば」と、大槻知香子さん

Bake Shop HappyBerry

西白河郡矢吹町弥栄63-2
TEL 0248-44-5538
営9:30~18:00
定休 火曜、第2水

「『963』を使ったパウンドは現在販売していませんが、また、父の日やイベントなどで販売できれば」と、大槻知香子さん

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