季刊誌
福島県を中心としたお酒と食の新たな可能性と発見をめざして、
風土を慈しみ、味わい、暮らしの中に豊かさを提案していく、
福島県とその周辺の魅力を伝える世界標準ナビゲーションメディア。
cover story

パンのかかと?
heel of bread
パンの歴史は古く、今から約7,000 ~8,000 年前の古代メソポタミアで、小麦粉を水で溶き、焼いただけのものが始まりだといわれます。その後、発酵が加わったり、小麦を栽培する技術が伝わったりして、世界各地に広まります。現在、世界中にあるパンの種類は5,000 ~ 6,000 に及ぶとか。「パン」の語源はポルトガル語の「pão( パン)」だといわれます。ところで「パンの耳」は、英語では「crust」とか「heel of bread」というそうで、「heel」つまり耳ではなくかかとなんですね( heel には端っこという意味もあるそうです)。
photograph by Tsukada Naohiro
photograph by Tsukada Naohiro
FEATURE 1
パン呑みしましょ‼
全国各地でパンのイベントが開かれ、人気のパン屋さんには長い行列。
パンの人気は高まるばかりですが、最近はお酒を呑めるパン屋さんも
登場するなど、パンと一緒にお酒を楽しむ
『パン呑み』というスタイルが定着してきています。
そこで今回は、さまざまなお酒とパンの組み合わせをチェック。
あなたもぜひ、『パン呑み』してみて!
パン呑みしましょ‼
FEATURE 1
全国各地でパンのイベントが開かれ、
人気のパン屋さんには長い行列。
パンの人気は高まるばかりですが、
最近はお酒を呑めるパン屋さんも
登場するなど、パンと一緒にお酒を楽しむ
『パン呑み』というスタイルが定着してきています。
そこで今回は、さまざまなお酒とパンの
組み合わせをチェック。
あなたもぜひ、『パン呑み』してみて!

-
ガーリックの効いた
ハードなパンは赤ワインに合う。 - 1

エスカルゴバターパン
ニンニクとパセリが香るエスカルゴバターは、フランスブルゴーニュ地方ではおなじみの味。ハード系バゲットにたっぷりと染み込ませています。
220円
THE KITCHEN PLATFORM(ベーカリー)
郡山市安積4 丁目230
TEL 024-973-8033
営 11:00 ~18:30(なくなり次第終了)
休 土曜日~火曜日
THE KITCHEN PLATFORM(ベーカリー)
郡山市安積4 丁目230
TEL 024-973-8033
営 11:00 ~18:30(なくなり次第終了)
休 土曜日~火曜日
あわせるのは


今回はミディアムボディ、中口の手頃な赤ワインをチョイス。ちょっぴり甘めの飲み口が、バターの塩味を引き立てます。ボジョレーやキャンティなど、タンニンが軽めでフレッシュフルーティーなライトボディのワインもおすすめです。
-
濃厚こってりの味わいが、
白ワインの酸味でスッキリ。 - 2

マカロニグラタンパン
ソフトフランスの生地をお皿に、ホワイトソースとマカロニサラダをのせて、たっぷりチーズで焼き上げています。大人から子どもまで大人気のパンです。
220円
フォンデュ
郡山市八山田西5 丁目234
TEL 024-935-9285
営 火~金 8:30 ~18:30、
土日祝 7:30 ~18:30
休 月曜日、第1日曜日
フォンデュ
郡山市八山田西5 丁目234
TEL 024-935-9285
営 火~金 8:30 ~18:30、
土日祝 7:30 ~18:30
休 月曜日、第1日曜日
あわせるのは


白ワインの酸味やスッキリとしたキレ、辛口の味わいが、濃厚でクリーミー、こってりとしたホワイトソースによく合います。樽香の効いた厚みのあるタイプの白ワインなら、キレに芳醇さをプラスしてくれ、より相性が良さそうです。
-
ふわふわシナモンロールは、
スッキリ軽いシードルと好相性。 - 3

シナモンロール
コクを出すためにきび砂糖を使用しています。シナモンにきび砂糖、さらに八割りにしたアーモンドを生地に塗り、巻いたものを焼き上げています。
200円
手作りパンの店チロル
郡山市菜根1 丁目24-11
TEL 024-922-2912
営 月~土10:00 ~19:00、
祝祭日10:00 ~18:00
休 日曜日
手作りパンの店チロル
郡山市菜根1 丁目24-11
TEL 024-922-2912
営 月~土10:00 ~19:00、
祝祭日10:00 ~18:00
休 日曜日
あわせるのは


ふわふわのシナモンロールには、スッキリ軽いシードルを合わせました。リンゴとシナモン、アイシングの砂糖の甘さが好相性。特にやや甘口のシードルがおすすめです。りんご同士でアップルパイと合わせるのも間違いない組み合わせ。
-
和の食材とチーズの塩味、
あんこも日本酒で決まり。 - 4

パン屋さんのおまんじゅう
ホイップクリームの入った、小ぶりの薄皮こしあんパン。かわいい袋に入っているので、手土産にも最適です。1日に400 個売れる、大人気商品です。
170円
高菜チーズおやき
高菜とゴロゴロした角切りチーズがたっぷり入った具だくさんの“おやき” のパン版。ゴマ油の風味が香ばしく、お店ではロングセラーを誇る商品です。
200円
Pian de Sucre ( パンドゥシュクレ)
郡山市鳴神3 丁目67-1 TEL 024-955-6307
営 平日9:00 ~17:00、土日祝 8:00 ~16:00
休 月曜日(祝日の場合も休み)
あわせるのは


パン屋さんのおまんじゅう
クリームとあんこが、日本酒によく合います。特に、甘口のお酒がおすすめ。あんこの甘さに負けない純米酒、にごり酒などにも合いそうです。
高菜チーズおやき
和の食材である高菜は食感もよく、チーズとともに日本酒の米由来の甘みを引き立てます。特に、吟醸酒系のスッキリタイプの日本酒がおすすめ。
-
スパイシーなカレーパン、
コクのあるクリームにはジンソーダ。 - 5

カレーパン
お肉は国産牛100%使用。さらに国産野菜と独自のスパイスでじっくり煮込みました。米粉パン粉のザクザクとした歯ごたえも楽しめます。
210円
クリームボックス
さっくり軽いイギリスパンをトーストして使用しています。クリームは牛乳、生クリーム、砂糖のみ使用でコクがあるのにあっさりした味。
150円
手作りパンの店チロル
郡山市菜根1 丁目24-11 TEL 024-922-2912
営 月~土10:00 ~19:00、祝祭日10:00 ~18:00
休 日曜日
あわせるのは


カレーパン
特徴的な風味をもつジンには、それに負けないスパイシーでコクのあるカレーパンを合わせるのがおすすめ。ジンソーダの爽快感がよく合います。
クリームボックス
口の中で溶けるまろやかなクリームは、コクがあるのに後味あっさり。ジンのハーブ由来のさっぱりとした味わいが、意外なほどよく合います。
-
チョコの甘さに、
華やかタイプのウイスキーが香り立つ。 - 6

シュプリーム
ニューヨーク発祥の甘いパン。クロワッサンの生地をパリッと丸い形で焼き上げ、カスタードと生ホイップを合わせたクリームをたっぷり注入しました。
340円
フォンデュ
郡山市八山田西5 丁目234
TEL 024-935-9285
営 火~金 8:30 ~18:30、
土日祝 7:30 ~18:30
休 月曜日、第1日曜日
フォンデュ
郡山市八山田西5 丁目234
TEL 024-935-9285
営 火~金 8:30 ~18:30、
土日祝 7:30 ~18:30
休 月曜日、第1日曜日
あわせるのは


チョコとクリームの甘さに、ウイスキーの風味が引き立ちます。ウイスキーと合わせることで少し大人なスイーツとしても楽しめそう。スモーキーなタイプより華やかなタイプがおすすめ。キリリとハイボールでどうぞ。
-
こってりしたマヨネーズ風味に、
ビールが進む。 - 7

エッグトースト
パンは天然酵母と国産小麦を使用し、12時間以上かけて仕込んだ生地を石窯で焼き上げています。濃い黄身の色と味わいが特徴の「那須御養卵」を使用。
220円
ボアピエル
郡山市備前舘1 丁目123
TEL 024-939-5237
営 11:00 ~18:00(なくなり次第終了)
休 日曜日・月曜日・祝日
ボアピエル
郡山市備前舘1 丁目123
TEL 024-939-5237
営 11:00 ~18:00(なくなり次第終了)
休 日曜日・月曜日・祝日
あわせるのは


マヨネーズの効いたこってり感が、ビールの苦味とよく合います。胡椒とベーコンも良いアクセントで、ついついビールが進みそう。少しトーストして合わせるのもおすすめ。
-
ソーセージの旨味を、
爽やかレモンサワーでサッパリ。 - 8

ソーセージフランス
フランスパンとロングソーセージの組み合わせに、マスタードを効かせました。かみしめるごとに、パンとソーセージの旨味をしっかり楽しめます。
350円
THE KITCHEN PLAT FORM(ベーカリー)
郡山市安積4 丁目230
TEL 024-973-8033
営 11:00~18:30(なくなり次第終了)
休 土曜日~火曜日
THE KITCHEN PLAT FORM(ベーカリー)
郡山市安積4 丁目230
TEL 024-973-8033
営 11:00~18:30(なくなり次第終了)
休 土曜日~火曜日
あわせるのは


食べ応えもありジューシーなソーセージの旨味に、ピリリと効いたマスタード。爽やかなレモンサワーの酸味でさっぱりいただくことができます。後味もスッキリで、また次へと手が伸びてしまいそう。